桐乃 こんばんわ、夏休みももうすぐ終わりだね。
黒猫 こんばんは
黒猫 皆はどんな夏を過ごしたのかしら。
桐乃 最近は日向ちゃんに勉強を教えてる。
黒猫 有り難いけれど、別に毎日来なくてもいいのよ。
桐乃 ほんとはゲームとかも一緒にやりたいんだけど中々ねえ。
桐乃 チャンスがないというか
黒猫 最大限の警戒をもって、その言葉を受け止めさせていただくわ。
桐乃 あたしたちもプレシャスメモリーズに参戦したわけだし、カードゲームとかならいいんじゃない?
桐乃 あんたも好きでしょ、カードゲーム。
黒猫 好きだけれど……たいていの場合、強力なデッキを作るためには、それなりの資金が必要よ。
桐乃 あたし的には、カードの性能よりもイラストかなー。ついつい集めたくなっちゃうよね。
黒猫 私はどのカードゲームでも、レアリティの低いカードで構築したデッキが好き。
黒猫 巧みなプレイングで強カードを圧倒したときの恍惚は、何物にも代え難いわ。
桐乃 プレメモのサンプルが届いたら勝負!
黒猫 フッ、望むところよ。
桐乃 ところでひなちゃん、マジで宿題全然やってなくてびっくりした。
黒猫 ……頼りにしているわ。