伏見つかさスレ342より】
992 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2011/05/17(火) 22:34:20.29
>>1000なら
「お兄さん、桐乃と一緒に温泉旅行に行ったそうですね」
「い、いや、旅行に行ったんじゃなくて、突然いなくなっちまった俺のこい……俺たちの友達を捜しに行っただけで」
「その辺の経緯はお姉さんから聞いていますから、言い訳は結構です。
 私が問題にしているのは、それが“泊まりがけだった”ってことです」
「仕方ねぇだろ、向こうに着いたらもう陽が落ちてて、人捜しなんて出来る状態じゃなかったんだから」
「認めるんですね、温泉宿で桐乃と一晩同じ部屋で……ど、同衾したってこと!」
「どうしてそうなる!?」
「お兄さんのことですから、仲居さんがひいた布団をさりげなく近づけたり、
桐乃の身体にタッチしたり、寝ている桐乃の顔を心ゆくまで堪能したに決まってます!」
「してねぇょ! 現実は『ラブタッチ』とちげぇんだから!
 ……って、ひょっとして『ラブタッチ』、まだやってんのか?」
「はい、なんでもまた新作が出るとかで、桐乃がはしゃいでいたもので、復習を兼ねて。
 でも、私がプレイすると何故か桐乃が怖がる展開ばかりになってしまって……。
 私……どうしたらいいんでしょう、お兄さん?」
「どうしたら……って、ああいうゲームはやっぱ慣れるしかないと思うぜ」
「なら……慣れるの、手伝って貰えますか?」
「手伝い? ああ、俺に出来ることならいいぜ」
「……来週末、また熱海旅行の予定が入っているんです。宿もちゃんと大○屋に取ってあります」
「現実でも取ったのかよ!?」
「だから、今度は私と温泉宿に一緒に泊まって貰いますからね、お兄さん」


ってなる。


999 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2011/05/17(火) 22:41:31.46
「>>992とかいう妄想をしたんでしょう、この変態!」
「してねえよ! 一方的な言いがかりをつけるな!」
「ふん、どうだか。お兄さんのことだから、わたしが温泉に入っているところを覗きたいとか思ったに違いありませんっ」
「んなことしねえよ。俺なら堂々と一緒に入る」
「へ、変態! 桐乃にも同じことしてるんじゃないでしょうね!」
「んなことやれるようならあんな兄妹仲にはなってねーよ」
「桐乃と、ですか……。わたしも、桐乃が無理矢理元気づけてくれるくらいの仲になりたいです」
「お前なら桐乃もやってくれるさ。桐乃がやんなきゃ、代わりに俺が元気づけてやんよ」
「もう…………調子いいんですから、ばかっ」


ってなる